ネットオークションで“クロムハーツのニセモノ”をつかまされないためには、出品者の素行とコメントの不自然さなどから見破るしかありません。
一例を紹介しましょう。
◎出品者の“過去・現在の素行”を調べる。
まずネットオークションに対する出品者の素行を調べましょう。
素行とは、出品者の出品歴を調べることです。
ブランドものが多い、中古品よりも新古品や新品が多い、同じものを何回も出品している、説明書きが少ない、出品までの経緯が記されていないなどは、偽物の可能性があります。
◎効率よく大量にさばくための“書式”に注意。
ネットオークションを悪用する常習者は、同じスタイルで“機械的に、大量に出品”しています。
短時間に効率よくさばこうとするので、このような手法になります。
「いつ、どこで、どんなきっかけでクロムハーツを買って、どんな気持ちの変化で出品したのか」~。
普通ならそれがわかるコメントや経緯も書き込まれていません。
ハーツの作品に愛着があるほど、詳細に書かれているのが普通です。
◎「海外のセレクトショップで買った」とか「友人から譲ってもらった」、「保証書は紛失した」などもよく使うフレーズです。
ネットオークションを悪用して効率よく大量にさばこうという人は、できるだけ入手の経路や自分との関わりに距離を置こうとします。
「数年前に自分で東京の店で買った」などとはコメントしません。
ネットオークション主催者も、よほど素行が悪くない限り取締りません。
出品物の真偽を検証することもありません。